7歳の七五三は幼稚園・保育園の年長か小学校1年生のどちらのタイミングでおこなうべきか、悩む方も多いのではないでしょうか。子どもの成長をお祝いする大切なイベントなので、しっかりと考えておきたいですよね。
本記事では、7歳の七五三はいつ行うのがベストなのか、ふさわしい着物や髪型について解説します。フォトスタジオの予約のタイミングについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
7歳の七五三はいつ行うのがベスト？
7歳の七五三は数え年と満年齢ではどちらがよいのでしょうか。それぞれの良さや早生まれの場合などについて解説します。
数え年と満年齢ではどちらがよい？
七五三をお祝いする年齢は数え年でも満年齢でもどちらでもかまいません。昔は数え年で行うケースが多く、現在は満年齢で行うのが一般的ではありますが、地域の考え方や家族の都合に合わせて行うのが一番です。
子どものあどけない幼さを写真に残したい場合は、幼稚園や保育園の年長で七五三を行うと可愛らしい思い出が残せるでしょう。一方で、子どもらしい写真は3歳や5歳ですでに残しているという方は、大人っぽく成長をした小学校1年生のタイミングでお祝いをしてあげるとよいでしょう。
兄弟の年齢に合わせる
数え年と満年齢を組み合わせて、兄弟と一緒に七五三のお祝いをするのもおすすめです。兄弟の年齢に合わせれば2歳、4歳差や3歳、5歳差でも一緒にでき、七五三の写真を一緒に撮影できるなどのメリットがあります。
兄弟どちらも主役になれる、費用を1度に抑えられるなどのメリットもありますので、年齢が近い兄弟がいる方はぜひ、年齢に合わせて七五三のお祝いをしてあげましょう。
早生まれの場合は？
早生まれの子の場合でも、数え年と満年齢のどちらでお祝いをしても問題ありません。3歳の場合は数え年にしてしまうと子どもに負担がかかりやすいことから、満年齢がおすすめされますが、7歳であればどちらでもよいでしょう。
ただし、同級生のお友達と一緒にお祝いをするという場合は、数え年でお祝いをすると一緒にできるのでおすすめです。
7歳の女の子におすすめの着物と髪型
7歳の女の子の七五三でおすすめの着物と髪型について紹介します。ロケーションスタジオグッドでは、七五三（7歳）衣装も用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
四つ身の着物
四つ身とは4歳〜12歳くらいの子ども用の着物のことです。四つ身は並幅の反物の、身長の4倍の長さの布を裁断して作られており、子どもの成長に合わせて肩揚げや腰揚げをすることで調整が可能です。
初詣やハーフ成人式などでも着用ができるので、思い切って購入をする家庭もありますが、フォトスタジオでレンタルをすればさまざまな柄を楽しめるメリットがあります。
女の子の着物におすすめの柄
7歳の女の子の着物を選ぶ際には、子どもの好みも考慮しつつ、次にあげる柄がおすすめです。
- 古典柄
- 吉祥柄
- 花柄
古典柄や吉祥柄は古くから伝わる柄であり、子どもの成長を祈る親の願いを着物に描かれる柄に込めてきました。とくに手鞠柄や松竹梅といった古典柄は流行りがないので、大人になってから見返したときも親の想いを嬉しく感じられます。
一方で、数少ない日本生まれの吉祥柄の1つである橘は、長寿を招き子宝に恵まれる意味が込められています。菊や桜などの花柄も人気があり、菊には長寿や幸福、桜は純粋や儚さといった意味合いがあります。
7歳の女の子におすすめの小物
7歳の女の子は3歳のころと比べると準備をするものが各段に増えます。ちょっとした小物であれば自分で持つことができるため、ぜひ着物と合わせて用意してあげましょう。
- バッグ
- 髪飾り
- 箱迫（はこせこ）
- びらかんざし
- 扇子
- 足袋・草履
- 帯まわりの小物
箱迫は胸元に入れる小物入れであり、かつては身だしなみに使用する鏡や櫛などを入れていました。現代でいうところのクラッチバックのようなものです。七五三の着物では装飾小物としての役割があります。
箱迫、びらかんざし、扇子は3点セットで販売されていることも多く、お飾りの定番なので知っておきましょう。
7歳の女の子におすすめの髪型
7歳の女の子は3歳、5歳のころとは違った髪型に挑戦できる年齢でもあります。子どもの意見も取り入れつつ、可愛らしい髪型を作ってあげましょう。7歳の女の子におすすめの髪型は主に次のとおりです。
- 日本髪スタイル
- お団子スタイル
- ナチュラルハーフアップ
- ゆるふわシニヨン
- 編み込みサイドアップ
- ラプンツェル風三つ編みダウンスタイル
着物に合わせた日本人らしい日本髪スタイルやお団子スタイルは、今も昔も人気の定番スタイルです。お団子スタイルはお団子の大きさや位置でも印象が大きく変わるため、髪型を作る前によく考えて位置を決めましょう。
一方で、髪が長くない女の子でも可愛らしい髪型を作りたいという方は、ナチュラルハーフアップがおすすめです。毛先を巻いてお姫様のような髪型を作ります。見た目も華やかになるので、着物だけじゃなく洋装にもピッタリのスタイルですよ。
神社でのお参りは10月上旬～1月下旬を目安にしよう
七五三の写真撮影は基本的にいつでも大丈夫ですが、神社でのお参りは10月上旬〜1月下旬を目安に予定を立てましょう。七五三は毎年11月15日ですが、その日は祝日ではないものの予定を調整してご祈祷をする家族も数多くいます。
また、11月の土日祝日や大安もご祈祷のために予約をする方が多く、混雑が予想されます。無理に11月の参拝にこだわる必要はないため、10月上旬から1月下旬を目安にして、上手に予定を組むとよいでしょう。
フォトスタジオの予約はいつがよい？
1.【前撮り】4月～6月
4月～6月にかけては気候がよいため、屋外での写真撮影に適している時期です。出張撮影を検討している方は、これくらいの暑すぎない時期を狙って予約をするとよいでしょう。本格的な日焼け前の時期というのと桜や新緑もすごく素敵な時期なので七五三の前撮りなどでは人気の季節でもあります。
また、七五三のシーズンからも外れているため予約も取りやすく、落ち着いて撮影ができるメリットがあります。衣装のラインナップも揃っているフォトスタジオであれば、お気に入りの衣装が選べるでしょう。
ただし、6月に入ってしまうと梅雨で天候が読めなかったり、雨が続いて撮影ができないといったトラブルも想定できます。できる限り4～5月中に撮影ができるように予定の調整をすることをおすすめします。
2.【前撮り】7月～8月
7～8月にかけての時期は、子どもの夏休みに合わせて大人も休みの調整がしやすいメリットがあります。平日の撮影もしやすいことから、土日祝日以外の撮影を希望する方は7～8月が狙い目です。
ただし、夏本番で日差しが強く、熱中症に注意が必要です。とくに出張撮影の場合は子どもの体調管理に気を付けつつ、万全の状態で撮影に臨みましょう。
また、子どもが日焼けをし過ぎてしまうと本来の七五三シーズンである、秋のイメージとマッチしにくくなる可能性があります。七五三の撮影を検討している方は、できる限り日焼けをし過ぎないように配慮してみてください。
3.【前撮り】9月～10月
9～10月は七五三のシーズン直前ということもあり、フォトスタジオの予約も多くなることが予想されます。また、小さい子どもは、数ヶ月でも成長して顔立ちが変わることもあるため、より本番に近い姿を残したい方はこの時期の撮影がおすすめです。
真夏の時期と比べると涼しくなり、着物でも無理なく撮影ができるメリットもあります。人気のあるフォトスタジオだと予約が取れない可能性があるため、早めに連絡をして日にちを抑えましょう。土日祝日は予約も混雑するため、落ち着いて撮影をしたい方は平日も検討してみてください。
4.【後撮り】12月以降
11月の七五三を終えて、12月以降になると七五三の後撮り撮影になります。後撮り撮影は予約が空いていることも多いので、希望の日にちで撮影がしやすいメリットがあります。土日祝日でしか撮影できない方や、予定の調整が難しい方におすすめです。ご希望の撮影場所によっては12月一週目あたりが紅葉ですごく綺麗な撮影スポットもたくさんあるので、ロケーションに詳しい写真スタジオなどに問い合わせてみるのもおすすめです。
ハイシーズンも過ぎていることから衣装も豊富にあり、前撮りと比べると衣装がたくさんあるメリットも。ただし、撮影時期が遅くなりすぎてしまうと、年賀状に間に合わない可能性があるため、年賀状写真に使用したいと考えている方は12月前半までに撮影を済ませましょう。
男の子は7歳の七五三をしても大丈夫なの？
男の子が7歳の七五三をしてもまったく問題ありません。7歳の七五三は一般的に女の子のお祝いのため、抵抗がある方もいるかもしれませんが、家庭の事情や兄弟の都合で7歳になるケースもあるでしょう。
男の子が7歳の七五三をおこなうことで、大人っぽい姿の写真を残せるメリットがあります。3歳や5歳のときとはまた一味違った写真が残せるので、ぜひたくさんの思い出を残してあげてください。
ロケーションスタジオグッドで7歳の大切な思い出を残そう
7歳の七五三をお祝いする年齢は、数え年でも満年齢でもどちらでも構いません。七五三は子どもの成長をお祝いする大切なイベントのため、ご家族のタイミングで最高の思い出を残してあげましょう。
ロケーションスタジオグッドでは、数多くの七五三プランを取り揃えています。どのプランを選んでも撮影データはすべてもらえるので、たくさんの思い出を残したい方におすすめです。興味がある方は、ぜひこちらから問い合わせてみてください。