
妊娠中のかけがえのない瞬間を形に残せる「マタニティフォト」。お腹の赤ちゃんとの思い出を記録する手段として、近年ますます注目を集めています。しかし、「いつ撮るのがベスト?」「撮影にはどんなメリットや注意点があるの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、マタニティフォトの最適な撮影時期やメリット・デメリットを詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
マタニティフォトとは?

マタニティフォトとは、妊娠中の女性が、大きくなったお腹を記念に残すために撮影する写真のことです。妊娠中の限られた期間しか撮れない特別な姿を記録できることから、多くの妊婦に人気があります。
近年では、マタニティフォトの記念撮影ができる写真スタジオも増えており、プロによる美しい仕上がりが期待できます。撮影は妊娠7〜9ヶ月ごろが最適とされ、お腹の丸みがはっきりし、体調も安定しやすい時期です。
マタニティフォトの撮影ベストタイミング

マタニティフォトの撮影に最適なタイミングは、妊娠7〜9ヶ月です。
この時期はお腹のふくらみがしっかりと目立ち、マタニティらしい美しいシルエットを写真に残すことができます。また、体調が比較的安定している時期でもあるため、無理なく撮影に臨めるのが特徴です。
ただし、妊娠経過には個人差があるため、双子を妊娠している方や早産傾向がある方は、やや早めの妊娠7ヶ月頃に撮影を検討するのがおすすめです。撮影日程は余裕をもって計画し、体調を最優先に決めましょう。
季節ごとの注意点
マタニティフォトは季節によって撮影環境が大きく変わるため、それぞれの注意点を押さえておくことが大切です。
とくに、夏場は熱中症のリスクがあるため、屋外でのロケーション撮影は早朝や夕方など気温が下がる時間帯を選ぶのが理想的です。また、こまめな水分補給と休憩時間の確保も忘れずに、なるべく涼しい服装で臨みましょう。
また、冬場は冷えやすく、体調を崩しやすいため、防寒対策を万全にすることが大切です。特に屋外でのロケーション撮影を希望する場合は、温かいインナーやブランケットを準備し、撮影の合間に体を冷やさない工夫をしましょう。
マタニティフォトにおすすめの写真スタジオの選び方

マタニティフォトにおすすめの写真スタジオの選び方について、4つのポイントを見ていきましょう。
妊婦の体調に配慮した撮影環境か
妊婦の体調に配慮したマタニティフォトスタジオを選ぶ際は、以下のポイントに注目することが大切です。
- 空調設備が整っているか
- 撮影中の休憩に柔軟に対応してくれるか
- 座れるスペースや更衣室があるか
- 妊婦に配慮したポーズや無理のない構図を提案してくれるか
妊婦は体温調節が難しくなるため、冷暖房がしっかり効いた快適な室内環境が整っているスタジオが理想です。特に夏や冬の撮影では空調の有無が体調に大きく影響します。
また、長時間の撮影は体に負担がかかるため、妊婦の体調を見ながら休憩を挟んでくれるスタジオが安心です。事前に「途中で休めますか?」と確認しておきましょう。
衣装・ヘアメイクがプランに含まれているか
マタニティフォトの写真スタジオを選ぶ際、衣装・ヘアメイクがプランに含まれているかどうかは非常に重要です。スタジオにマタニティ専用の衣装が用意されていれば、体に負担をかけず、美しいシルエットを演出できる衣装を選べます。
さらに、プロのヘアメイクがついているプランなら、妊娠中でも自然で美しく仕上げてくれるため、自信を持って撮影に臨めるでしょう。
衣装やヘアメイクがオプション扱いの場合は、追加料金が発生することもあるため、事前によく確認してください。トータルでのコーディネートが整うスタジオを選ぶことで、安心して満足度の高いマタニティフォトが残せます。
プライベート空間で撮影できるか
マタニティフォトのスタジオ選びで、プライベート空間で撮影できるかどうかは、安心感とリラックスした撮影に大きく関わる重要なポイントです。
妊娠中は身体の変化に敏感になる時期でもあり、肌の露出やお腹を出す撮影に抵抗を感じる方も少なくありません。そのため、ほかのお客様と同時進行にならず、完全貸切や個室で撮影できるスタジオを選ぶことで、周囲を気にせずリラックスして撮影に集中できます。
また、プライベート空間なら、パートナーや家族と過ごす特別な時間をより自然に表現できるのも魅力です。小さなお子さんが一緒でも安心して利用でき、家族の絆を深めるフォト体験にもなります。
スタジオによっては完全予約制や貸切対応と明記されている場合があるので、事前に必ず確認しましょう。
撮影プランが豊富にあるか
マタニティフォトのスタジオ選びで、撮影プランが豊富にあるかどうかは、自分に合ったスタイルで撮影するための重要なポイントです。
スタジオによっては、シンプルな撮影のみの基本プランから、衣装・ヘアメイク付き、家族との撮影込み、データやアルバム付きプランなど、さまざまなニーズに応じた選択肢を用意しています。
プランが豊富であれば、予算や希望の演出に合わせて無理なく選べるのが魅力です。
ロケーションスタジオグッドでは、撮影のみのパックからデザインアルバムパック、写真アルバムパックとプランを豊富に用意しています。ご要望や質問などがあれば、お気軽にお問い合わせください。
マタニティフォトのスタジオ撮影のメリット

マタニティフォトのスタジオ撮影にはどのようなメリットがあるのでしょうか。3つのポイントについて解説します。
天候に左右されない
スタジオ撮影の最大のメリットのひとつは、天候に左右されない点です。屋外撮影では雨風や気温、日照条件に大きく影響されるため、撮影日が変更になったり、希望通りの写真が撮れなかったりすることもあります。
しかし、スタジオであれば天気に関係なく快適な室内環境で撮影でき、妊婦の体調にも配慮しやすく安心です。
セットや照明設備が充実していて仕上がりが綺麗
スタジオ撮影では、プロ仕様の照明や背景セットが完備されているため、仕上がりがとても美しくなります。光の当て方や背景の演出により、お腹の丸みや表情の陰影まで綺麗に引き立てることが可能です。
撮影のクオリティにこだわりたい方にとって、自然光に頼らず安定した環境で撮れるスタジオは最適な選択肢といえるでしょう。
衣装や小物が豊富に用意されている
マタニティフォトに対応したスタジオでは、妊婦の体型を美しく見せる専用ドレスや、ナチュラル・エレガントなどテイスト別の衣装が数多く用意されています。
花冠やサッシュベルト、ぬいぐるみ、エコー写真を飾るフレームなどの小物も充実しており、写真にストーリー性や季節感を持たせることができます。
また、撮影プランによってはプロのスタイリストによるヘアメイクや着付けが含まれている場合もあり、妊婦自身での準備が不要な点も魅力です。希望のイメージに合わせてコーディネートを整えてくれるため、安心して理想の1枚を撮影することができます。
マタニティフォトのスタジオ撮影のデメリット・注意点

マタニティフォトのスタジオ撮影は魅力的なメリットが多い一方で、デメリットもあります。撮影の際に気を付けるべき注意点を2つ見ていきましょう。
撮影に緊張する人がいる
スタジオ撮影は非日常的な空間で行われるため、カメラや照明、スタッフの存在に圧倒されて緊張してしまう方もいます。
特に、撮影に慣れていない人にとっては、自然な表情やポーズを取ることが難しく、思い描いていた雰囲気と異なる仕上がりになることもあります。
また、スタジオによっては撮影時間が限られており、短時間でポーズを決めなければならないプレッシャーを感じる場合も。リラックスできる環境づくりや、カメラマンとの事前打ち合わせを通じて、できる限り不安を軽減できるようにしましょう。
スタジオが遠いと身体に負担がかかる可能性がある
妊娠中は体調が不安定になりやすいため、遠方のスタジオまで移動することが大きな負担となる場合があります。長時間の移動や公共交通機関の混雑、階段や坂道の上り下りなどが、体へのストレスや疲労につながることも。
特に、妊娠後期は無理がきかないため、スタジオの立地やアクセスのしやすさは重要な判断材料になります。
予約前には、スタジオまでの所要時間や移動手段を確認し、当日は無理のないスケジュールで行動してください。何よりも安全を最優先に考え、体調に合った選択を心がけましょう。
マタニティドレスの選び方

マタニティドレスは数多くのデザインがありますが、体調やお腹の大きさに合わせて選ぶことが重要です。ここでは、マタニティドレスの選び方の3つのポイントを紹介します。
体型と妊娠週数に合わせて選ぶ
マタニティドレスを選ぶ際は、妊婦の体型や妊娠週数に合わせたデザイン選びが大切です。妊娠初期と後期ではお腹の大きさや体のラインが大きく異なるため、体に合ったシルエットのドレスを選ぶことで、より美しい写真に仕上がります。
妊娠後期には締め付けが少なく、ウエスト部分にゆとりのあるデザインが好まれます。また、上半身を引き締めつつ下半身をふんわり見せるAラインやエンパイアラインなども人気です。
体の変化を前提としたデザインを選ぶことで、無理なく快適に撮影を楽しめるでしょう。
着心地や動きやすさで選ぶ
マタニティドレスは見た目だけでなく、着心地や動きやすさも重要なポイントです。
撮影中は立ったり座ったり、ポーズを取ったりとさまざまな動きがあります。動作のたびにストレスを感じるような素材やデザインは避けた方がよいでしょう。伸縮性のある柔らかい素材や、肌に優しい生地を選ぶことで、妊娠中の敏感な体にも負担をかけずに済みます。
また、長時間の撮影でも疲れにくい軽やかなドレスを選ぶことで、自然な笑顔やポーズを引き出すことができ、より満足のいく仕上がりになります。
SNSや口コミで話題のドレスを選ぶ
マタニティフォト用のドレスを選ぶ際には、SNSや口コミで評判の高いドレスを参考にするのもおすすめです。InstagramやPinterestを検索すれば、実際に撮影をした投稿をチェックすることができます。
また、レンタルスタジオの口コミサイトやレビューでも、「写真映えする」「着心地がよかった」など、実際の使用感がわかる情報が得られます。多くの人が選んでいるドレスは、撮影実績が豊富で安心感があり、失敗しにくい選択肢といえるでしょう。
マタニティフォトにおすすめの小物

マタニティフォトに彩りを加えたり、オリジナリティを出したりするためにも、小物の活用は欠かせません。マタニティフォトにおすすめの小物を3つ紹介します。
エコー写真
マタニティフォトで定番の小物といえば、エコー写真です。お腹の中にいる赤ちゃんの姿が写ったエコー写真を手に持ったり、お腹の前に掲げたりすることで、命の奇跡や母としての想いを写真に込めることができます。
モノクロのエコー写真はどこか神秘的で、フォトに温かみや感動をプラスしてくれます。
また、写真立てやクリップボードに挟んでアレンジするなど、演出方法も多彩です。赤ちゃんの成長を記録したこの1枚が、後に家族の大切な思い出として語り継がれることでしょう。
カウントダウンボード
出産予定日までの日数を記した「カウントダウンボード」は、マタニティフォトにオリジナリティと楽しさを加えてくれます。
「DUE IN 30 DAYS(あと30日)」などの文字をボードやプレートに書き込むことで、撮影時点の妊娠の進行具合を表現できます。
撮影から時間が経っても「この頃だったんだ」と振り返るきっかけにもなり、未来の赤ちゃんへのメッセージとしても活用できます。黒板風のボードや木製プレートなど、デザインにこだわって選ぶとよりフォトジェニックな写真に仕上がりますよ。
赤ちゃん用の服や帽子
マタニティフォトで赤ちゃん用の服や帽子を取り入れると、写真に未来のイメージや希望を込めることができます。
実際に用意した退院着やお気に入りのベビーウェアを並べて撮ることで、「生まれてくる赤ちゃんに着せるんだ」というワクワク感や愛情が伝わる写真になります。
小さな靴下やスタイ、ニット帽などもおすすめで、サイズ感の対比が母子の絆をより一層引き立ててくれるでしょう。生まれてくる赤ちゃんの存在を感じられるアイテムとして、心温まるワンシーンを演出できる小物です。
マタニティフォトにおすすめの演出

マタニティフォトにおすすめの2種類の演出方法について、ポイントや人気の理由などを解説します。
花冠やボヘミアン風スタイル
ナチュラルで柔らかな雰囲気を演出したい方には、花冠やボヘミアン風スタイルがおすすめです。花冠は女性らしさと華やかさを演出し、マタニティフォトに温かみと優しさを加えてくれます。
特に、淡い色合いの花やグリーンを組み合わせたナチュラルなデザインは、妊婦の柔和な表情を引き立てるアイテムとして人気です。
また、ボヘミアン風のドレスやレース素材のローブと合わせることで、自然体でおしゃれな印象に仕上がります。スタジオでも屋外でも映えるスタイルとして、SNS映えも抜群です。
裸足で芝生やビーチ撮影
自然との一体感を大切にしたい方には、裸足で芝生やビーチでの撮影がおすすめです。素足で地面に立つことで、リラックスした雰囲気や開放感が生まれ、自然体の表情やポーズを引き出しやすくなります。
特に、ビーチでは、波打ち際を歩く姿やお腹に手を添えるポーズが印象的なシーンに。芝生の上ではピクニック風に小物を添えてアレンジすることも可能です。
足元が軽やかになることで動きやすさも増し、写真全体に優しさや温もりが感じられる演出になります。妊娠期の幸せを自然の中で表現したい方にぴったりです。
マタニティフォトは家族やペットと一緒に撮影可能?

マタニティフォトは、妊婦だけでなく家族やペットと一緒に撮影することも可能です。
夫や子どもと一緒に撮影することで、家族の絆や新しい命を迎える喜びをより深く表現できます。また、ペットも大切な家族の一員として登場させることで、温かみのある写真に仕上がります。
スタジオによってはペットとの撮影に対応しているプランもあり、事前に相談すれば衣装のコーディネートや構図の工夫も可能です。
ただし、ペットとの撮影はスタジオの衛生面や他のお客様への配慮が必要なため、事前の確認が重要です。家族全員で参加することで、思い出に残る特別な1枚を残すことができるでしょう。
マタニティフォトの撮影はロケーションスタジオグッドにおまかせ!
マタニティフォトは妊娠中の大きくなったお腹を、記念に残せる写真であり、プロに依頼をしている妊婦も多くいます。妊娠7~9ヶ月頃が最適とされていますが、体調を優先して無理のない範囲で撮影を楽しみましょう。
ロケーションスタジオグッドでは、マタニティフォトにおすすめのプランも豊富に用意しています。興味がある方は、ぜひこちらからどうぞ。